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光永作品、一つ終ってしまって悲しい…この作品のヒロインの南久亜は光永先生の大作である『怪物王女』に最初は少女を喰らう邪神として出てきたキャラでした
しかし、徐々に王女に共闘するようになりその位置づけが変わっていきます
こちらでは日本は渡来神という外来の神に侵略されつつあり、それを守る蜘蛛の神という立場です
巻を追うごとに日本を護ろう、という南久亜の強い意志を感じられていくと思います
今のマスコミの体たらくを観ていると、南久亜の決意に共感を覚える“日本人”の読者も多いのではないでしょうか
『戦海の剣』という作品を描いた天沼俊先生は時の日本の上層部に失望の念を持っていることを如実に描写していましたが、この作品では南久亜を通して日本を守ろう、と呼びかけています
そこが気に入った理由の一つでもあります
勿論、光永キャラではよく出る少女(ロリキャラ)と巨乳美女の登場は相変わらずです
主人公は死ぬ怪我を負った神田太郎とそれに責任を感じた蜘蛛神南久亜の使い太郎丸との融合から始まるのでしょうか
もう一人として狼の姿に変われる神の使い大神銀子も登場します
日本はまだ成長する余地があると思いますし、日本人が思っているよりまだ世界から見ても力があると思っています
作品の中での太郎のセリフ「日本の祭りってイイものですね」が日本の良さをしみじみ感じさせて良かったですね
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