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ブラックラグーンレビュー

>BLACK LAGOON #71 El Baile de la Muerte Pt.28


月刊 サンデー GX (ジェネックス) 2009年 03月号 [雑誌]月刊 サンデー GX (ジェネックス) 2009年 03月号 [雑誌]
(2009/02/19)
不明

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天気のいい日に出発を前に着の身着のままプールに飛び込み、ファビオラまで引き込んだ若様
更に、水鉄砲攻撃まで…
若様がイッちゃったのかと慌てて宥めようとするファビオラ
が、大丈夫だよ、君は僕の頭が“おしゃか”になりかけたと思っただろ?と安心させる
そ、そんなことはーと取り繕うが、若様はいきなり本題に
ー君も、“ロベルタに会ったんだね?”
否定はせずはぐれた後の銃撃戦で、と
その時のロベルタの様子に口淀むが、坊ちゃまも“知ってる”。らしい
大変申し上げにくく、心苦しいことではありますが…と前置きをして、彼女の所感を述べ始めた
もう婦長様は、私の屋敷にはお戻りにならないでしょう。
首尾よく敵を討ってもー…何のために、誰のために討ったのかも…覚えてはおられないかと思います。
よしんば婦長様を無理矢理連れ帰ったにせよー…
…ー残念ながら、“何もかも元どおりにはもう”ー
そうさ、
君が今、言ったとおりだ。僕らにはもう、“帰る家なんてなかったんだ”。
僕も、ロベルタも、そして君もー皆、勘違いをしていたのさ。
ロベルタは敵を討てば皆が元通りになると思った、僕は彼女を連れ帰ればすべてが元に戻ると思ってた。
でも本当は…
父が殺されたあの瞬間に、世界のすべてが、変わってしまっていたんだよ。
若様…それはー…
…ファビオラ。
彼女ー“ロベルタ”は、本当に復讐のためにここへ来たと思うかい?
いいえ、多分…違います。もちろん敵討ちも、婦長様の望むことではありますがー本意は多分…別のところに。
うん、やっぱり、君は鋭い。
もし今ロベルタに理由を問えば、彼女は敵討ちだと言うだろう、でもー…
ー本当に彼女が望んでいるのは…“罪滅ぼしだ”
ロベルタ自身も本当のところがどうなのか、ごっちゃになってはいるけれどー…
父の死をきっかけに、その敵に、起きたことのすべてを、無理矢理負わそうと決めたんだ。
ー婦長様は…生真面目で本当に不器用。
善悪は置いておいても…人を殺すことにさえ“折り合いをつけている奴は山ほどいる”。
でも婦長様はそうすることを不誠実だと思っているからー

ファビオラも頭がいいというか、良くロベルタをみているというか…
新キャラだけど、坊ちゃんのいう、“家族”なんやねぇ

そう。あのアメリカの少佐も自分の善悪には一線を引いていた。
何もかも丸く収まる正解なんて…多分出ないんだ。だから…ー
…だから、彼女はー…

坊ちゃんはファビオラに問いただす

ーファビオラ。よく聞いて、大事な話だ。
僕は、“彼女を助け出す”。
でもー…これには君の助けが必要だ。
付き合ってもらうのは、酷だっていうのもわかっている。
もし重荷ならー…君は先にベネズエラに戻ってくれて構わない。
“僕はロベルタを助け出して”、君の後から屋敷に戻る。

その言葉に、ファビオラは髪留めを解いて心中を伝える

…若様。これはもう主従関係の外の話。
そのつもりで聞いて。

前に若様に無礼な口は許しません、とレヴィの鼻を摘んだりしたのに…コミック巻末のパロマンガ的にはファビオラがロベルタにお仕置きを…(笑)

婦長様多分もうずっとあのまんまだよ。ーいや、たどり着く頃にはもっと悪いことなってるかもしれない。
私や若様が見た時よりもー…“もっと、もっと悪いことに”。
婦長様の問題は解決することが出来ない問題。
若様、これは伊達じゃないんだ。
本当に大変なのは今じゃない、これが終わってから。
苦しみは“ずっと続く、この先もね”。
さっき若様、自分で言ったように…戻れる家なんてもうどこにもないんだよ?
ー…そうだ、ファビオラ。でもね、
今までのことを忘れず、彼女と一緒に背負ったまま…“もう一度始めることは出来るんだ”。
僕はここに来てーロベルタが抱えているもの、怯えてるものを全部知ることができた。
父を殺した男にも会った。
彼がどういう人で、何を考えているのかも知ることが出来た。
そうして僕は、“今ここでしなきゃならないことは何なのかー何が出来るのか”、ずっと考えてきた。
その答えがやっと分かった、だから今はー爽やかな気分なんだ。
僕は彼女の聖人にはなれない。 だけど、彼女の杖になることは出来る。 今までより、これからも。

…或る意味、愛の告白というかプロポーズにも聞こえる台詞…コミック巻末のパロマンガで双子と同級生で小学二年生という設定があったけど、15で元服の中世に比べても十代に満たない年でのこの決意
ロックが言ったように、別人みたく大人になった、が想起される…こうなった背景を考えると痛ましい有り様(よう)ではあるが
丁度ここを書いていた時、聞いてたLISMOからAqua Timezの「千の時をこえて」が聞こえてピッタリかも、と。
まあ、劇場版Bleachの主題歌なんだけど、若様の独白シーンに…
Fate zeroでの父の葬儀の喪主を立派に務めたやはり小学生の遠坂凛…彼女の場合は亡き父時臣が遺言で後見人に指名したのは師である彼を謀殺した言峰綺礼なんだよね…
因みに母葵は聖杯戦争の犠牲者として、酸欠状態による脳の障害から、幸福だった家族四人の思い出の世界にいて、今の娘凜を認識してくれません
綺礼は、気丈で不幸な様子を全く見せない凜に内心苛立ち、父の形見だと父の心臓を貫いたアゾット剣(魔術的な短剣)を渡す…
父の手ずからの遺品に父を偲び初めて綺礼の前で涙を見せ、彼の魂を歓喜させた…
とか、コードギアスR2の天子様とか幼子が不幸なのは心に響きますなぁ(=ω=.)
そういえばインタビューで双子の末路とかで広江先生が子供は好きですよ、と弁明されていましたが、これは作り手側の物語のインパクトの大小に関する問題かと
故に、坊ちゃんとか少女遠坂凜が自分の環境に対して毅然と向かっていくのは眩しいですな
蛇足ですが、坊ちゃまは味方だけだけど、凜の場合は綺礼という後見人は父を殺した犯人で彼女の不幸を見たいという男なので…形見の短剣も父を想って大事にするのをニヤニヤ見てるだろうし
その意味では未だ坊っちゃまは幸せかも

ガルシア少年の決意にファビオラは
…ーそっか、やるのか。
正直あたしは、あんたがもうおりるもんだと思ってた。
あんな酷いなりの婦長様を見たんじゃ、ね。
あたしだって「こりゃ駄目だ」って思ったんだ、いくら気立てが良くてしっかりした男の子でもー所詮は世間知らずでお金持ちのお坊ちゃんだ。
今度ばかりは耐えられないだろうって、ね。
でもー…“それでもやるんだね”、若様。
と、坊ちゃまの手を強く握るファビオラ
婦長様が若様を愛しているのが、前の御当主を尊敬しているのが今のあたしにはよく分かる。
こんな時に人を救うのは神じゃない、同じ人だ。
このどうしようもないイカレポンチの街で、そんなことも忘れかけて。
この街は、若様の嘆きに、婦長様の苦しみに付け込んで、小狡く立ち回ろうとするーー腐れた奴らの巣窟だわ。
こんな汚れた街で婦長様をのたれ死にさせるわけにはいかない。

セリフの背景の絵に張の旦那や姉御、エダ、レヴィがあったが、ロックは比較的誠実に相手してくれてたんじゃ…(^_^;)ー…ヒドい(^Д⊂)

やろう、若様。 私たちならできる。 絶対ーー…できるよ!
ーそうだね、神のご加護を。
うん。神のご加護を。


主従の誓い


電話が鳴っていたが…誰だろ?

今回はロアナプラから舞台を変える前の主役の主従の幕間劇、かな?
新しい主従の絆が出来た回でもあるかな
インタビューでも広江先生がファビオラが活躍するのはこれから、と仰っていたが、まさに…という感じで
ラストの一コマを見ると彼らの先に幸あれ、と願わずにはいられないが…虚淵玄先生も広江礼威先生も、世の中厳しいって結末を書ける作家さんだからなぁ…そこがいいのだが
私はハッピーエンドしか書きません、とか作家に言われると萎えるので
来月号は休載、五月号から再開、待ち遠しい…


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